· 

#00143 文化と編集 ①

こんにちは、あおけんです。

 

このタイトル、いったいどういうことか。

 

この先、より重要になってくるものです。

 

詳しくは、以下の本をご覧頂ければと。

 

『編集思考』

NewsPicks Studios CEO 佐々木紀彦

NewsPicks PUBLISHING ¥1,800

 

この本からの重要なメッセージの抜粋を

交えて進めようかと思います。

 

以前にもお話したことあると思いますが、

仕事やモノゴトを判断するときに、

一般的は2つのパターンがあります。

 

それが、情報処理と情報編集です。

 

情報処理は、AIでも可能で、

〇〇したら、〇〇をするという決まり事の

中で、実行することになります。

 

1+1=?が分かりやすい典型です。

例えば、「今日の売り上げ計算しといて」

「明日の出張のルート調べておいて」などは

行きつく答えは人によって変わらないはずです。

 

情報編集は、答えが1つではなく、

〇〇と〇〇を繋げたら面白くなりそう

といった思考になります。

 

X+Y=〇〇 こんなイメージです。

例えば、Y=4などという指定の条件くらいは

あるかもしれませんが、それでも自由度は

高い分、人によって全く違うものができます。

 

もっと具体的に言えば、、

例えば、「この農園のリンゴを使って、

お土産になりそうな新商品を開発してくれ」

ってなれば、編集力が試されます。

 

このように、これからの時代に必要な力は

”編集”であることが良くわかると思います。

 

本には、編集思考の高め方が具体的に

まとめられています。

 

前置きが、長くなってしまいましたね。。

 

本の中で、編集とは、

 

セレクト(選ぶ)

コネクト(つなげる)

プロモート(届ける)

エンゲージ(深める)

 

この4つのステップによって、

ヒト・モノ・コトの価値を高める行為

だと仰っています。

 

また、複数の肩書を持つ落合陽一さんのように

「経済✖テクノロジー✖文化」のトライアングル

を編集することこそが、これからの時代に

個人が躍動するカギになる。とも仰っています。

 

誰もが落合さんのような多才に活動できるとは

思いませんが、あのバランス感覚は見習うべき

だなとは思います。

 

そして、ここ最近の時代背景として、

産業の変遷を振り返ると、90年代~

2000年代前半は金融、その後は米中の

テクノロジー産業が大きく伸びました。

 

で、次に来るのは、文化ではないか?

 

ということです。私も、現実社会を生きてる

身として、その実感があって強く共感します。

 

実際に投資先はテクノロジー系の企業だったり

もしますが、自分の事業づくり自体は、

現在やってるコーヒーはもちろんですが、、

 

まさしく今新規立ち上げ準備中の事業が

孤独の解消だったり、人間らしさを取り戻す

ようなことをテーマにしていたりするのです。

 

日本は人口減少による経済の衰退等も懸念

されていますが、世界的に見たときに、

注力すべき領域さえ間違えなければ、

まだまだ躍進できるポテンシャルが十分に

あると思います。

 

長くなってきたので、ここらへんで

一度区切ることにします。

 

次回は、佐々木さんの編集思考の

具体的な法則についてです。

 

今日も最幸の1日に!!