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#00141 新しい経済

こんにちは、あおけんです。

 

今回は、ちょっと前に、イベントで聞いた

お話のポイントまとめです。

 

共感できるところが多かったし、

重要なことなので、シェアしておきます。

 

 

安田洋祐さんのプレゼン

 

・グローバリゼーションにより新経済へ

・AI等テックが進歩しても、使うのは人。

・人への投資も欠かせない。

・グローバリゼーション前はGDP成長は弱い

⇒マルサスの罠(生産性upと同時に人口増)

・グローバル化は移動コストが下がって起こる

⇒3段階あって、①モノ ②アイデア ③ヒト

・今は②と③の間で、米中貿易摩擦も関係する

・③は、リモートワーク、遠隔医療等

・利益は生産活動に再投資されるべき

⇒ウェルス(個の財産)ではなく、

キャピタル(資本、事業の元手)へ

 

 

山口揚平さんのプレゼン

 

・令和時代に必要なのは「本質を見抜く力」

・教養とは、過去から現在を埋めること

⇒時間軸と空間軸に対して、過去から現在の

情報を自分で埋めて整理すること。そして、

未来を洞察する。

・人がお金をかけるのは「誰と過ごすか」

・孤独の解消は大きなテーマ

・日本はバリューチェーンの長い

ロボティクス産業と医療システムに注力すべき

 

 

安田&山口 議論

 

・お金を中心とした市場経済はドライながら、

差別を無くせる側面もある。

・市場経済と民主主義の間に評価経済がある

・産業の向かうべきは、孤独の解消

・資本は産業をアップデートしているが、

同時に人間性、身体性を毀損している

・コミュニティに現金を使うと関係を毀損する

・今はお金や「いいね」などテイク(得たもの)

しか見えてなくて、ギブ(貢献度)は見えない。

⇒指標化して証明する人がいないから

・使う時間はフェア、時間通貨も使える?

・時間通貨、記帳経済(ブロックチェーン活用も)

⇒文脈を保全、ギブの可視化が可能

 

 

経済の専門家の感覚と、自分のざっくり感覚に

大きなズレを感じなかったのは心強かったです。

 

私の事業活動や投資スタンスもお二人の

思考に近いところがあります。

 

今準備中の新規事業は、まさしく、

「孤独の解消」が課題設定となっています。

 

ギブの可視化は、安田先生が仰る前から、

自分でもずっと考えていたことで、

 

「寄付の履歴が残れば、寄付も増えそうだし

循環も滑らかになるし、信用情報にもなる」

 

と見込んでいて、イメージはSNSとか、

マイナンバーカードのようなものが

デジタル化されてセットになっているのが

理想かなと思っています。

 

誰もやらないなら、それっぽいものを

IT人材雇って、いずれ作ってしまおうと

思ってたりしますが、今の優先度は低いです。

 

自分が社会に対して、最もインパクトを出せる

ことにまずは集中したいなと思っています。

 

長くなったので、こんなところで。

 

今日も最幸の1日に!!