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#00115 ラクスル松本さんに学ぶ

こんにちは、あおけんです。

 

少し空いてしまいましたね、、

 

なんせ確定申告やら雑務で忙しくて。。

 

ってのは言い訳でしかありませんね(笑)

 

おかげで、読みたい本や記事も手付かず。

 

しかも、出店少ないにも関わらず、

コーヒー豆の宅配のご注文もそれなり入って、

ありがたいことにバタバタとした感じです。

 

さて、近況はこのへんにしておいて、

せっかくなので、最近の学びをシェアしますね。

 

時間がなくても行きたかったのが、

同世代で最も洞察力が高い起業家の1人である

ラクスル CEO 松本恭攝(ヤスカネ)氏のイベント。

 

テーマは「起業家の思考法」でしたが、

マーケットの選び方、投資的視点、組織論など

幅広くお話が聞けました。

 

録音、録画はNG(写真はOK)で、クローズドな

イベントであっただけに、東京まで出張した価値は

十分にあったと感じます。オフレコ話もあり、

もちろん、ブログではそこまではお伝えしません。

 

松本さんの凄さをシンプルに表現するなら、

「高い洞察力」なのですが、3つ挙げるなら、、

 

・投資やコンサルの経験があり、視野が広い

・最適なポジションを見極め、行動している

・多くの事例や歴史に学び、思考が深い

 

このあたりだと思うのですが、

「これができる起業家は会社の業績も

株価もついてくるのは必然だよなぁ」

と思う本質的な強みです。

 

で、「ラクスル」をただの印刷屋さんだと

思っている人がいたら、それは誤解です。

 

今は、「ハコベル」という物流事業も

スタートしており、既に次のマーケットにも

目を向けています。

 

共通して何をやっているかといえば、

「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」

というビジョンのもと、インターネットの力で

産業構造を最適化しているのです。

 

・市場規模が大きく、需給ギャップがある

・法的規制が少なく、デジタルの価値が出せる

・大手が寡占し、中小が儲からない分野(to B)

 

このような共通点があって、

稼働率の低い印刷機やトラックに目をつけ、

印刷や物流のシェアリングプラットフォーム

を担っています。

 

ラクスルがどれだけ良い会社かの解説は

このへんにしておきますね(笑)

 

ポジショントークではありません。

いや、100株だけ持ってるか(笑)

 

長期で見れば「買い」だと思いますが、、

ポジション増やす前にスルスル上がって

しまい、深追いはしていません。。

 

もし、大きく下げたら、買い増しすると思います。

それだけ将来性のある企業だと思います。

というか、「人」だと思います。

 

投資は、事業内容も重要ですが、

それ以上に「人」として尊敬できる人かも

重視した方が良いように思います。

 

ちなみに、PLやBSなど財務諸表や指標を見て

一般的な投資家感覚だと買えない水準だと

思います。それらは、過去~今を表していて、

未来の価値は含まれませんからね。

成長企業をPERで見るのがナンセンス。

 

あ、脱線しました。

 

話は変わって、組織作りに関してですが、、

 

・自分より優秀な人を雇う

・採用は人事ではなく、リーダーの仕事

 

このあたりは、共感できても

やれている企業は多くはないように思います。

 

で、ラクスル的な優秀の定義として、

 

①解像度が高い

②仕組化できる

③チームで連携できる

 

とのことで、特に、解像度が高いというのは、

現場のことを熟知しているかで、思想的には

トヨタっぽいという話題にもなりました。

 

「3現主義」だっけな、、

現地、現物、現実的な考え方のことで、

私の勤め人時代もトヨタイズムは

かなりベンチマークとなっていました。

 

優秀な人材を雇うには??という話にもなり、

特にスタートアップにとっては、

 

・報酬(これだけでは厳しいから特に以降2つ)

・ビジョンの共有

・ストックオプション

 

このあたりは超重要な設計になります。

 

最後に、松本さんが仰っていて強く共感したのが、

 

・時間軸を長くみる

・ロングタームで本質的価値に集中

・短期で損切しない

 

それは、自分で事業を立ち上げるときも、

他人の事業に投資をするときも同じです。

 

カテゴリー問わず、成長はリニアではなく、

複利的な曲線を描きます。

 

ちょうど、イベント前日にも

松本さんのTwitterに重要な視点がありました。

 

『会社も、事業も、個人のキャリアも、投資も、

学習も、人間関係も、あらゆる面で多くの人が

短期の結果を求めるようになり、取組の時間軸

が短くなっている。

一方で、我々の社会制度である資本主義は

複利を基盤にしており、時間のリスクをとり、

長い時間軸で取り組むと大きなインパクトを

生む仕組み』

 

これを理解して現実社会を生きている人は

どれだけいるんでしょうね。。

 

個人的に、松本さんの真似たいところは、

 

・あらゆるものに興味を示して、情報をとる

・多面的、かつ、歴史(時間軸)に目を向ける

・「それは何故か」を徹底的に考える

 

こんなところかなと思います。

具体的に言えば、

 

・何でそんな色や形なんだろ?

・ここの所有権誰にあるんだろ?

 

こんな具合に、キリがありませんね。

そう思うと、問いは目の前に

転がっていることに気づきます。

 

まとめると、起業家の思考法は、

 

「関心・観察 ⇒ 仮説・検証」

 

を日常的にやって洞察力を鍛える

ということかもしれません。

 

長くなりましたが、このへんで。

 

今日も最幸の1日に!!