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#00109 わびさび

こんにちは、あおけんです。

 

今日は、この歳になってようやく少しだけ

わかった気になったことについて。

 

「わびさび」と聞いて、

何を意味しているか分かりますか??

 

私は、今まで大して気にしてませんでした。

 

そんなもんより「わさび」や「わらび餅」の方が

好きやしって感じでした(笑)

 

冗談はさておき、なんとなく「風情のあるもの」

「気の利いた感じ」ってイメージと捉えていました。

 

で、最近、多様性とか日本の良さって何だっけ?

と考えることが多くなり、「わびさび」は

一つのキーワードであると心得ました。

 

まず、言葉の正しい定義から確認しておきますね。

 

わび(侘び)

➔さびれや汚れを受け入れ、楽しもうとする

ポジティブな心。

 

さび(寂び)

➔見た目の美しさについて。経年変化によって、

さびれたり、汚れたり、欠けたりすると一般的には

劣化とされるが、逆にその変化が織りなす、

多様で独特な美しさ。

 

ということなので、わび・さびはセットで

語られる事が多いというわけですね。

 

要は、「モノを大切に使い続ける」精神ですね。

 

ダメージジーンズも

ボロボロのグローブやスパイクも

キズキズの色あせた家も。

 

上記は、人の手が入りすぎてますが、

ナチュラルなところで言えば、

 

「岩につくコケ」も「金属につくサビ」も

わびさびの美学では典型的な対象になります。

 

少し話がずれるかもしれませんが、、

 

日本には四季があり、熱くなったり寒くなったり、

ジメジメしたり乾燥したりで、海外より経年変化の

影響を受けやすいように思います。

 

メイドインジャパンの製品の耐久性や繊細さは

日本人の性格を理由にされることが多いですが、

実は、両極端な自然環境に対応する為の背景が

あったのかなと思ったりもします。

 

脱線しましたが、今回このテーマにしたのは、

「わびさび」という概念が、複雑で不確実で

変動が大きい今の時代こそ重要だと思うからです。

 

いろんな形や状態を「それは本来の姿ではない」

と思考停止的に拒むのではなくて「それも良いね」

とできることが今後の個人の人生や世界にとって

大切になるのではないかと考えています。

 

人間の顔に出る「笑いジワ」なんかも

ある意味では「わびさび」かもしれませんね。

 

わびさびを大切にするパートナーを見つけれたら

人生すべてにおいて、めちゃハッピーだろうなと

ふと思いました(笑)

 

今回はこんなところで。

 

今日も最幸の1日に!!