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#00092 定説⇒逆説へ

こんにちは、あおけんです。

 

Twitter、やっていますか??

 

私は、アウトプットするというより、

インプット用に使うようになりました。

 

結果「始めて良かったな」と思うほど、

新鮮な情報、質の高い情報が飛び交ってます。

匿名利用可能なので、逆も然りですが(笑)

 

ときより、おもしろいなと思う人がいます。

 

昨年、Twitterで、いろんなビジネスモデルを

図解していた人を見つけました。

 

チャーリーこと近藤哲朗さんです。

 

図解、良いですよね。本当に分かりやすい。

難解なものもスッと入ってきます。

 

「タイムバンク」という、メタップス社が

提供しているアプリがあるのですが、

それは個人の時間を売買するアプリで、

 

今までに存在しない新しい仕組みなので、

一言で説明するのは少し難しいものです。

 

それを図解してあり「この人おもしろい」と

思ったので、それ以来フォローしています。

 

ビジネスモデルの図解は、

ただ図解しているだけでなく、

シンプル化してあり、本質を外さないレベルで

見やすさに配慮してあります。

 

この決断って、意外と難しいんですよね。

そぎ落とすのって心苦しい。

 

また、チャーリーさんの思考にも

共感できることが多いです。

 

ビジネスモデル2.0と提唱していて、

どういうことかというと、

 

ビジネスモデル1.0 (B)

≒儲けを生むための仕組み

 

ビジネスモデル2.0 (S,B,C)

≒価値を生むための仕組み

 

としていて、

 

・Social (社会性)

・Business (経済合理性)

・Creative (創造性)

 

これら3つが満たされて、

ビジネスモデル2.0であると仰っています。

 

まさしく、今、求められる形だと思います。

 

社会にとって良いものでなければやる価値が

ないし、経済合理性がなければ、持続する

ことが困難となります。

 

で、創造性がなぜ重要かというと、

 

「資本の効率性を高めるため」

 

となります。

 

目に見える「有形資産」はお金があれば買え、

価値も分かりやすいものですが、

「無形資産」はブランド、アイデア、特許など

であり、創造性が必要になります。

 

アマゾン、グーグル、アップルのような

時価総額が半端ないことになっている

期待されている企業の多くは、

「無形資産」の方が大きいのです。

 

そして、無形資産を生み出すものが創造性です。

 

ようやく、今回一番話たかったところに

たどり着きました(笑)

 

さて、その創造性ですが、、

 

「クリエイティブな仕事をしろ!」

 

と言われても、難しいですよね?(笑)

 

でも、それがフレームワークであれば

意外に生み出せるかもしれないのです。

 

それが、チャーリーさんの「逆説の構造」

という考え方です。

 

誤解を恐れずにいうなれば、

私たちが、これって新しいよねって

何となく閃くことを、カッコよくやった

感じですかね。

 

ステップとして、、

 

①起点の定説を捉える

②逆説を生み出す

③起点と逆説を組み合わせる

 

といった感じになります。

 

「タイムバンク」だと、

時間はお金で売買できないものだったのが、

お金で売買できるようにしたものだし、、

 

「俺のフレンチ」だと

一流のフランス料理は、座って食べる高価な料理

だったのが、立って食べる手ごろなフランス料理

という逆説を作っています。

 

どちらも、その逆説を閃いたのが価値ではなく、

それを可能にした仕組みのアイデアと実行力が

素晴らしいのは言うまでもありません。

 

しかし、「そんなの無理だよね?」って

レベルのことはブルーオーシャンである可能性

が高いと思います。

 

そんな発想をして実行をする人は、そもそも

「こうでなければならない」「そんなの無理」

という考えをもたないような人たちです(笑)

 

いきなりそんな人間にはなれないし、

クリエイティブにもなれなくても、

このチャーリーさんの思考を真似てみると、

もしかしたら、面白いものが見つかるかも

しれないのではと思っています。

 

まずは、

 

〇〇って、普通は〇〇だよね

 

っていう定説を考えてみること。

 

そこから、逆説を考えれば、

誰にでも、「お前、ぶっ飛んでんな」

って発想が生まれるはずです。

 

あとはそれを、実現させるだけの

モチベーション、ワクワク感と

覚悟ある実行力だけの話です。

 

 

ちょっと現実で考えてみましょうかね。

 

AI(人工知能)も出てきて、世の中は

どんどん思考停止で良くなる。

 

美味しいお店も提案されるし、目的地

へも案内してくれる。そのうち、自動運転で

気づいたら到着だってする。いや、お家で

料理ロボットなど全部やってくれるようになる。

 

そしたら、人間は、何にもしなくてよくなる。

言われたとおりにして、ほぼ丸投げで、

頭も5感も使わなくなっていく。。

 

これは定説的だと思います。

 

だからこそ、あえて、自分の5感を使って

自分で判断を下すような場を作りたい。

 

逆説的ですが、あると思います。

 

あ、それ「本質倶楽部」のことか!!(笑)

 

なんてね(笑)

 

 

昔は、家族そろって、しっかり時間をとって

ご飯を食べてたと思います。

採れた野菜を近所に配ってたりね。

 

忙しい時代になり、1人でサクッと外食できる

ファストフード店も多くなりました。

 

一人・短時間・手軽なもの、、、

 

逆説だと、、

 

みんなで・時間とって・こだわりのもの、、、

 

あ、これって、

 

「フードシェアリング岐阜」だ(笑)

 

続けてごめんなさい(笑)

 

私の事業、いずれも逆説的なんですよね。

だから、他に同じことをやってるところ

が思いあたらないのですが(笑)

 

でも、だからこそ、面白いと思うし、

自分は少なくともやりたいし、

共感してくれる人がいる限り続けます。

 

ちなみに、この定説からの逆説思考で

発想したわけではありません(笑)

 

単純に自分が「こんなのあったらいいな」

って、思いついて、実行している

だけのことです。

 

ビジネスモデルに限らず、

応用が利くと思います。

 

遊びでも、料理でも、ストーリーでも

すべてのことにおいて定説はあるものです。

 

モノ(服)はお店で買うもの⇒通販でも買える

・・・Amazon、ZOZO、

 

麺はスープに浸っているもの⇒別々でもいい

・・・つけ麺

 

物語の主要人物は死なないもの⇒死なせてみれば

・・・??? なんかあったっけ

 

ってな具合に、挙げればキリがないですが、

小さなモノゴトであれば、

生み出せそうな気がしてきませんか?

 

 

長くなってきたので、まとめます。

 

クリエイティブさが足りないなぁって思ったら、

まずは、それに関する定説が何かを言語化

してみて下さい。

 

それさえできれば、機械的に逆説にしてみます。

 

おそらくあり得ないなぁって思うようなものが

たくさん出てきます。ということは誰も手を

つけていない領域なはずです。

 

その中でも、「おもしろそう」

「これならできそう」と思うものが

あるかもしれません。

 

そうなったら、是非トライしたいものです。

 

何度でも言いたいのですが、

アイデアそのものには価値はありません。

それを形にしてこそ価値が生まれます。

 

死ぬまでにどれだけトライできることか…

 

お互い楽しんでいきましょう。

 

今回の「逆説」を面白いと思う本質には、

定説とのギャップにあると思うのです。

 

ということで、次回は

 

「ギャップ・抑揚・コントラスト」

 

と題してお話します。

 

今日も最幸の1日に!!