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#00085 エボークトセットに入れ

こんにちは、あおけんです。

 

あなたは選ばれることに自信がありますか??

 

それは、1人の魅力ある人間としてでも、

自分がこの世に送り出してる商品や価値でも、

どんなことが対象でも良いです。

 

どうでしょうね、おそらく、

日本人的気質を考慮すると大多数が、

 

「そんな自信ない」

 

って答えになる気もします。

私もその一人かもしれません(笑)

 

で、今回は、その選ばれる対象がどうであれ、

「選ばれる」ことについて考えたいと思います。

 

一番重要なことを先に言っておきますね。

 

「選ばれたければエボークトセットに入れ」

 

ということです。

 

さて、「エボークトセット」という言葉は

ご存知でしょうか??

 

私がこの言葉に出会ったのは、

USJをV字回復に導いた敏腕マーケター

森岡毅さんのご著書だったと思います。

 

詳しくはググってほしいのですが、

私の解釈で進めていきますね。

 

エボークトセット(Evoked Set)は、

簡単に言えば、購買の検討をするときに

想起する選択肢と言って良いかと思います。

 

だいたいパッと3つくらい思いつきますよね?

 

例えば、サッカーのスパイク欲しいなぁって

なった時に、私の場合、

 

・アシックス

・プーマ

・アディダス

 

といったブランドが挙がり、それは、

過去の経験、実績上、今後選択しても

失敗しにくい優れた選択だと思えるからです。

 

これは、細分化されるほどに入りやすくなるし、

より大きな枠で入れるのが理想です。

 

例えば、味噌ラーメンと言えば〇〇よりも

ラーメンと言えば〇〇と言われる方が

より強力に組み込まれていることになります。

 

これは人間的なところでも同様に、

英語のスキルが高い人と言えば〇〇さんとなったり、

仕事を納期通りに高いパフォーマンスを発揮

してくれる人は〇〇さんって具合に、

 

周りの人のエボークトセットに入ることによって

どんどんチャンスが降ってくるようになります。

 

エボークトセットの概念はこんな感じで

ざっくり伝わったかと思います。

 

私が思うエボークトセットの特徴を

挙げておこうかと思います。

 

①明確な理由がある(何となくでは入れない)

②一度入ると定番化しやすい。後半は思考停止的。

③パイは限られている。3~5で回る。

 

これらを理解した上で、

自分がとるべき戦略をロジカルに考えると、

 

・新しい選択肢を生み出す

・既に選択肢が十分に存在する領域には関わらない。

・圧倒的に尖らせる。振り切る。

 

こんなところかと思います。

まあ、これが簡単なことではないのですが(笑)

 

これを実際にやるには、意識的に狙って実行し、

どこまで細分化した領域で勝負するかです。

 

言ってしまえば、

 

「自分がNO.1になれる、もしくは、最低でも

ベスト3に入れるくらいまで細分化する」

 

ということで、要は、得意な専門領域に

特化するということです。

 

ちょっと具体的に言うと、

 

サッカー選手としてNO.1になれなくても、

フリーキックだけはNO.1だったり、

ドリブルテクニックだけはNO.1であれば

十分価値になるということです。

 

フリーキックをほぼ100%決めれるのであれば、

交代選手として使いどころが必ずあります。

 

また、ドリブルのテクニックの伝授を

ドリブルデザイナーという新しい肩書きで

仕事にしてしまった人も実際にいたりするわけです。

 

だから、強みと弱みを分解して、

強みだけが表現できるところで勝負すれば、

エボークトセットに入る可能性が上がるといえます。

 

 

今回はここらへんにしておきます。

 

再度、まとめとして、お伝えしておきたいことは、

 

・選ばれるためには、エボークトセットに入ること。

・NO.1を狙えるまで細分化した領域で勝負する。

・細分化は弱みをマスキングする戦略と心得ておく。

 

以上になります。

 

「細分化で弱みをマスキングする」

なんて言いましたが、そんなことしなくても

組み合わせれば解決できます。

 

次回は

 

「最強の組み合わせ」

 

と題してお話します。

 

今日も最幸の1日に!!