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#00077 怖いもの知らず、ファーストペンギン

こんにちは、あおけんです。

 

前回テーマに取り上げた

「結果にコミット」を成し遂げるために

大切なことを少しずつお話しようかと思います。

 

今回のテーマは、簡単に言ってしまえば、

「勇気」と「先行者利益」についてです。

 

「ファーストペンギン」という言葉を

ご存知でしょうか?

 

最初のペンギン??

 

はい、そのままです。

間違いありません。

 

ペンギンって、氷の大地の上で

群れで行動しているイメージありますよね?

 

で、エサはどうしてるかっていうと、

海に飛び込んで魚を取りに行くんですよ。

 

もちろん、海の中には天敵となるアザラシや

シャチが待ち受けているリスクもあるわけです。

 

群れで行動すれば、天敵に狙われる

リスクは下がるわけですが、もちろん、

手に入れたい魚も奪い合いになります。

 

最初に海に飛び込んでしまえば、

争うことなく取り放題ってことです。

 

もちろん、その姿を見て、

天敵はいなさそう、安全に魚を取れると

判断したペンギンたちが後にやってきますが、

 

需要と供給のバランスを考えると、

早く飛び込んだ方が良いことになります。

 

最初に飛び込むのは勇気がいりますが、

先行者利益が得られます。

 

(正確なファーストペンギンの定義については

調べて下さいね。私、適当なので(笑))

 

このロジックは分っていても実行できないのが、

結果の大きな分かれ目になるんですよね。。

 

今回少し深掘りしたいのは、

その最初に飛び込むときの状況についてです。

 

さて、そのペンギンは、

あらゆるリスクを想定していたでしょうか?

 

過去の経験に学んでいたり、直感的にヤバい

と感じてることはあると思います。

 

だから、色々経験しすぎていたり、

危ない理由を並べ続けていたらキリがないし、

どんどん動けなくなります。

 

一方、特に深く考えずに、最初に飛び込んだら、

天敵とも遭遇しなかったし、利益を得られる

ということもあると思うのです。

 

どちらが良いのでしょうね?

 

現実社会での近いお話をしますね。

 

私、恥ずかしながら、無謀にも、

個人事業を立ち上げてすぐに、

大きな法人相手に営業をかけたことがあります。

 

「社長とお話させて下さい」って(笑)

 

もちろん、スルーされた会社もあるし、

(その会社の製品は買わないと決めました(笑))

丁寧にお断りされた会社もあります。

 

今では、本当に無謀だったなぁと思うのですが、

今考えると、「怖いもの知らず」ってこのこと

だなぁと。いや、「身の程知らず」ですかね。

 

今ではお断りされてよかったなと思ってますが、、

 

私がその企業の経営者なら、そんな度胸ある

若造がきたら、「おもしろいな」って話くらい

聞いてやるのですがね(笑)

 

そんな柔軟性のない企業はこの先、

苦労するんだろうなぁと思いますよ(笑)

 

とまあ、話はそれましたが、

その時もし、話がうまく進んで、

「よし、やってみろよ」

ってことになったら、大きなリターンに

なったのだろうなと思います。

 

ちなみに、提案はwin-winになるような

設計にしてありましたが、相手にとって

大したうまみはないと判断されたのでしょうね。

 

私の話はここらへんで、おいといて、

誰もがこれに近い選択ってしてる

と思うんですよね。

 

勇気さえあれば先行者利益を得る可能性が高い

のは間違いないと思っているのですが、、

 

実は私は、必ずしも最初に飛び込まなくても

良いパターンがあると考えています。

 

これは、人の価値観によるところですが、、

私なりの戦略を挙げておこうと思います。

 

①ファーストペンギンになる

②ファーストペンギンを超える

③ファーストペンギンを真似ない

 

この3つかと思いますが、

共通しているものがあります。

 

「ファーストペンギンと全く同じことを、

その他大勢のペンギンと同時にやらない」

 

ということです。

で、3つの戦略のポイントを少しずつ解説

しておこうかと思います。

 

 

①ファーストペンギンになる

 

⇒これは、前述したとおり、とにかく、最初に

勇気をもって飛び込むことです。

 

とはいえ、できることがあります。少しだけ顔を

突っ込んで海中の状況をざっくり確認しておく

ことと、なるべく深く潜らず、氷面近くで

すぐに撤退できるようにしておくことです。

 

 

②ファーストペンギンを超える

 

⇒ファーストペンギンが無事に帰ってきたのを

確認したら、その他大勢より早く飛び込むのです。

だから、ファーストペンギンを最も近くで

見ていて、最も海面近くでいつでも飛び込める

準備をしておくのです。

 

で、ファーストペンギンの良いところは真似て、

悪いところは改善して、更に多く利益を狙うのです。

 

 

③ファーストペンギンを真似ない

 

⇒これは異色ですが、、例えば、空からの天敵、

カモメなんかに卵を狙われないように、みんなが

海へ行ってるときは狩りをするのではなく、

守備に徹して、お土産を持ってきてもらう的な。

 

ここでは少し非現実的なストーリーですが、

現実世界では、みんながやりたがらないニッチな

領域や、to Cではなく、to Bで必要とされる

存在になるのはけっこう狙い目だったりします。

 

パン屋さんになるのではなく、

パンの成型機を提供するとかね。

 

 

といった具合に、この3つはタイプは違えど、

負けない、埋もれない戦略のように思います。

 

とにかく、頭を使って、なるべく戦わない、

消耗戦をしないことが重要かなと思います。

 

「戦略」は字のごとく、

戦いを省略できるので、無駄な戦いを減らせます。

 

「戦術」となると、

勝つために、どう戦うかの技になってしまうので、、

 

できることなら、戦術を考えなくても良いように、

良き戦略を練りたいものです。

 

そろそろまとめます。

 

先行者利益というのは間違いなく存在します。

それに必要なのは勇気ですが、

リスクを取りたくない人もいると思うので、

自分に合った戦略を良く考えて、

結果にコミットさせていきましょう。

 

私が実際に使っていたり、オススメしたい

戦略の例として3つ挙げると、

 

①ファーストペンギンになる

②ファーストペンギンを超える

③ファーストペンギンを真似ない

 

これらで、共通点としては、

同じやり方をその他大勢と同時にやらないのが

消耗戦にならないコツです。

 

今回はこんなところで。

次回も引き続き、結果にコミットするための

大切だと思うマインドセットです。

 

「リソースを集中投下せよ」

 

と題してお話します。

 

今日も最幸の1日に!!