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#00057 目先の利益に手をだすな

こんにちは、あおけんです。

 

命令するかのようなタイトルで失礼(笑)

 

自戒のメッセージです。

でも、あなたにも強く提案したい。

 

なぜなら、後に大きなリターンを

得る可能性が高まるからです。

 

さて、「マシュマロテスト」

をご存知でしょうか?

 

これ、何かというと、

一言で言ってしまえば、

 

「我慢できる人は報われますよ」

 

ってのが証明された実証実験とでも

言いましょうか。

詳しくはググって下さいね。

 

幼稚園児たち(@アメリカ)を対象に、

気が散るものが何もない部屋に入れ、

 

テーブルにマシュマロだけがあり、

 

「これは君にあげるけど、

私が部屋に戻ってくるまで我慢したら

もう一つあげるよ」

 

的なことを伝えたところ、

結局食べてしまった子が多く、

我慢できた子は少数派だっとのこと。

 

で、この実験の面白いところは、

長期にわたって、追跡調査をしているところ。

 

少数派の我慢できた子たちは、

我慢できなかった子たちに比べて、

 

テストの点数が良かったり、

高収入を得ているそうです。

 

このことより、目先の欲求を我慢ができる、

要は、自制心のある人は成功しやすいと

言えそうです。

 

そりゃそうですよね、

テレビやゲームを我慢して、

勉強がやれるわけだから。

 

その自制心は、

親の教育にもよりそうですね。

 

まあ、昔の結果だし、

「絶対」の話ではないから、

あくまで参考レベルと考えて良いですが、

 

私はそのロジックには共感します。

 

ポイントは、いかに

「正しさ」と「気持ち良さ」をイコールにするか。

 

前回お伝えしたように、

正しさより、気持ち良さで人は動きます。

 

我慢した先に気持ち良さがあることを

学習させる必要があります。

 

短期的な利益の気持ち良さより、

我慢した先にある利益の気持ち良さの方が、

どれだけ大きいのかを。

 

ある種の成功体験みたいなもんですね。

 

例えば、

何かの大会で優勝する快感は、

そのための努力をサボって、

遊んでしまうことより

気持ちが良いことだと。

 

それには、いきなり大きな成功は

無理なので、小さな成功体験を

することが重要になります。

 

もし、自分に子供ができたら、

そうするつもりです。

 

できなかったことができるように

なったら、褒めてやるし、

例えば、サッカーの試合で上手く

いった小さな1プレーでも褒めます。

 

その積み重ねの終着点がオリンピックや

ワールドカップの優勝のようなところに

なってきます。

 

これは、セルフコントロールでもそうです。

 

以前テーマに取り上げた、お金の使い方が

シンプルで分かりやすいところです。

 

短期的に自分の欲求を満たす

浪費や消費に使うより、

他人を喜ばせるために使う投資の方が

すぐにリターンはなくとも、

それが本当に価値を生むものであれば、

大きなリターンとなります。

 

要は、「お先にどうぞ」の利他の心ですね。

 

「我先に」の自己中心的なマインドセットは

その場では本人は得した気分になっているかも

しれませんが、人生レベルで見た時に、

実は大して得をしていないように思います。

 

自分が回らない高級寿司を食べるより、

そのお金で釣り竿買って、魚を釣って、

欲しい人に売ってあげる側になるのです。

 

 

今回も長くなってしまいました。

 

最後に改めて、、

 

「目先の利益に手をだすな」

 

自戒のメッセージでもあります。

 

今回、後半で「利他」や「自己中心的」

という相反するものを出しました。

 

そうは言いながら、人間誰もが、

心から「利他」に生きている人は

いないという偏見を私はもっています。

 

要は、極論、誰しもが自己中心的であると。

 

次回はこれについて触れてみようかと思います。

 

「みんな自己中、それでいい。」

 

と題してお話します。

 

今日も最幸の1日に!!