· 

#00020 ベースラインは低くとれ

こんにちは、あおけんです。

 

本日のテーマは

「ベースラインは低くとれ」

 

ん?音楽??

 

ってなるあなたはバンドマンですか。

まあ、言いたいことは通ずるものがあります。

 

ドラム&ベースのリズム隊がしっかりしてる

のであれば、相対的に中高域ギターの良さが

引き立つのは間違いないので。

 

いきなり脱線から入ってすみません。。

 

さて、前回、「最高と最低を知れ」と題し、

幅を知ることで、決断の精度を上げ、

豊かな人生になるのではと提案しました。

 

もう少しメッセージを加えたかったのですが、

長くなりそうだったので、持ち越しました。

 

今回は、幅のある選択肢からの、

基本的なポジションの取り方といいますか、

提案したいマインドセットのお話になります。

 

これは、かなり私の偏見というか、

私の価値観に基づいた提言なので、

無視してもらってかまいません(笑)

 

そんな考え方もあるんやね~程度で。

 

それが、すでにタイトルにある通りです。

 

「ベースラインは低くとれ」

 

どういうことかというと、

幅のある選択肢があるとき、

その時点で最もそれ自体の価値が

低いものを選択せよ。ということです。

 

一見、それは

「一番、損してるんじゃね?」

 

と思われるような、

合理性の低い選択のように思われます。

 

しかし、、、

これはいろんな意味で

長期的に自分にとって価値のある選択だと

私は感じています。

 

これ、深いと思います。

自分が子供の時には、

絶対にとれなかった選択です。

 

それでは、理由を3つほど。

 

①それ以上の価値に有難みを感じられる

②短期的にはそれ以外の価値を他人に譲れる

③自力をつける良い機会を得られる

 

ざっくりこんなところでしょうか。

少しずつ解説してみますね。

 

 

①それ以上の価値に有難みを感じられる

 

⇒「慣れ」って便利な機能でもあり、

反面では、怖いことだなと思います。

 

ちょっと、極端な例を出しますが、

毎日、贅沢な料理を食べていて、

未曾有の災害になったとします。

 

その時、食べることができなかったり、

インスタント食品を食することになって、

苦痛を感じやすくなるのではと思います。

 

他にも、1人暮らしで料理が大変なことを

理解していると、実家で作ってもらえたり、

パートナーが作ってくれた料理には

大きな感謝が生まれると思うのです。

 

例え、ベースラインが高い状態だとしても

維持できるのは当たり前のことではないので、

本質的には「感謝の意」を忘れないことです。

 

 

②短期的にはそれ以外の価値を他人に譲れる

 

⇒短期的な資本主義の概念からすると、

その時点で価値のある選択肢を他人に譲る

ということは、基本的には喜ばれることです。

 

例えば、バーベキューでもやるとします。

その中の高級食材の数が人数分に足りません。

 

そこで、

「自分はいいから、みんなで食べて」

と言えるでしょうか?

 

少なくとも私は、この「利他の心」を

持っている人が好きです。

 

だから、そんな人を見かけたら、その後に

その人のために何かしてあげられないかな

と考えます。

 

その人が「助けて!」って声を上げた時には

真っ先に助けたくなります。

 

で、もっと言えば、気を使わせないように

「私、これ苦手だから、みんなで食べて」

って言っちゃうっていう人、、

 

もう、男女関係なく惚れちゃいますわ。

 

世の中には、本当に見返りを求めないで

何かを自然に与えられる人っていうのが、

「超希少種(笑)」として存在しています。

 

私はそんな人を見つけるのが好きだし、

自分もなれたらなぁと思うのです。

 

もう、自分がやると計算高くなるというか、

腹黒さが入って残念に感じてしまいます。

だからこそ、そんな人を余計に尊敬します。

 

まあ、いいんです。

私は、行動に価値があると思うので、

できる限り自分が尊敬できる人の行動を

意識的にでもしようと思います。

 

ここでの普遍性は、

 

「喜ばせれば、結果は後々ついてくる」

 

ということです。もっと言えば

「他人が喜んでるところを

見るのが気持ち良い」っていう、

これすらも自分の心を満たす行為だから、

それで良いと思うのです。

 

 

③自力をつける良い機会を得られる

 

⇒特に思うのがテクノロジーの恩恵です。

使えるものは使ったほうが良いとも感じつつ、

これもある種の危機感も覚えます。

 

例えば、スマホが当たり前になり、

仕事にもなくてはならない程になりました。

各種ツールを活用するかしないかで

劇的に生産性、スピード感に差が出ます。

 

ビジネスはスピードも大きな因子です。

 

資本主義の中での競争においては、

使わないという選択はないとすら思います。

 

しかし、それがなくなった時に

どうすれば良いか臨機応変に動けますか?

って話です。

 

それがなくなることを考えることは、

低い可能性であって、無駄な思考にも

思えるかもしれませんが、

常にワーストケースの想定は、あって

損はないと思うのです。

 

極論ですが、

無人島に、道具何もなしで流れ着いたとします。

 

さて、あなたは生き抜けますか?

 

これ、万が一、世界戦争がおこり、

すべてのものが壊滅したとき、

生きることができますか?

とも言い換えられます。

 

こんなことを考えていると、いつも、

「アウトドアが趣味の人って強いよなぁ」

って思います(笑)

 

だから食べ物に限らず、

便利なものは、使うにしても、

ベースラインのイメージは

低くもっておくようにしています。

 

言い換えると、

「常にワーストケースも想定しておく」

とも表現できます。

 

今、体のために毎日サプリメントを

とっているとします。

 

それが、なくなったとき、

不安になりませんか?生きていけますか?

 

それが嫌なので、私は、なるべく

 

「何かへの依存を避ける」

 

ということを決めています。

サプリメントも薬も、

ないのがベースライン。

 

言ってしまえば、風邪をひいても

薬はなるべく服用しません。

 

それになれてしまえば、それさえも

効果が薄れていくと考えるからです。

 

だからなるべくナチュラルな状態を

意識しています。

 

友達からのAmwayのサプリメントの

お誘いも断りました。

 

どれだけそれが良いものだとしても、

自分の価値観に沿って生きています。

 

で、また脱線気味ですが、、

何かに依存しないということは、

自力をつけるという意味でもあるのです。

 

低いベースラインだからこそ、

頭も使うし、自力が備わった状態で

テクノロジーを活用すると、

更にレバレッジが高まると思うのです。

 

 

長くなったので再度まとめます。

 

①それ以上の価値に有難みを感じられる

②短期的にはそれ以外の価値を他人に譲れる

③自力をつける良い機会を得られる

 

以上、3つの理由から、

 

「ベースラインは低くとれ」と

提言させて頂きました。

 

次回も今回の流れを継いだテーマです。

 

「 ”1” は、お好きですか?」

 

というタイトルでいきます。

 

 

今日も最幸の1日に!!