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#00124 最強のチーム作り

こんにちは、あおけんです。

 

前回まで「令和時代の理想の会社」と題して

暴走気味に述べてみました。

 

「会社」というと少し堅苦しいので、今回は、

プロジェクトを回す上での最小単位である

「チーム」についてフォーカスします。

 

さて、あなたのチームは最強ですか??

 

これ、YESである人はおそらく少ない

ように思います。

 

もちろん、最強の定義によって異なりますが、

言い換えれば、

 

ストレスなく、共にミッションを

達成できていますか??

 

になるかと思います。

なぜ、YESの人が少ないかといえば、

 

・チームメンバーは他人が選んだ

・お互いのことを熟知(信用)できてない

・チームデザインがうまくされていない

 

こんな理由が挙げられるように思います。

 

私は、サッカー部でキャプテンを経験した

こともあり、チーム作りの難しさは理解

しているつもりです。

 

チームを良くするプロセスは部活も会社も

本質的には大差ないと思います。

 

大切なことなんて、切り口次第で

いくらでも挙がります。

 

せっかくなので、チーム作りについて

大切なポイントが体系的にまとまっている

参考となる本を紹介しておきます。

 

「THE TEAM  5つの法則」

麻野耕司(リンクアンドモチベーション)

NewsPicks × 幻冬舎 ¥1,500

 

個人的に重要だと思うところのみを

抜粋していこうかと思うので、

詳細は、是非ご購入下さいませ。

 

 

P34【目標設定の3分類】

 

>チーム作りにおいては、

「自分たちで最適な目標を設定する」

という意識を強く持つことが非常に重要です。

 

①意義目標

ex. 岐阜の魅力を世界に伝える

 

②成果目標

ex. SNS動画再生数100万PV

 開催イベント動員数1万人

 岐阜のお土産販売数1万個

 

③行動目標

ex. 編集チームをつくる

 小さなイベント運営で経験を積む

 岐阜産の素材で商品開発をする

 

⇒上記の3つの目標例は適当に当てはめて

みましたが、このフレームは重要だなと

思います。意義あるからこそ、

ブレイクスルーは起こしやすいし、

行動レベルまで落とし込んでるから、

アクションが分かりやすく、これらを

チームで共有する意味は大きいです。

 

 

P96【チームの分類とルール】

 

>チームは置かれている状況によって

どんな方針で運営すべきか変わる。

大きく4つに分類できる。

縦軸に「環境の変化度合い」

横軸に「人材の連携度合い」

サッカー型、野球型、柔道団体戦型、駅伝型

 

⇒私が作ろうとしているチームの場合、

変化度も連携度も大きい、サッカー型。

・ルールは適度に必要

・決断は、チーム&メンバーで柔軟に。

・チーム成果に責任を負う

・評価対象は、結果とプロセス両方に。

・変化度も連携度も大きく、確認は頻繁に。

 

 

P118【人間関係、コミュニケーション】

 

>人間は自分のことを理解してもらおうと

しているうちは相手から理解されず、

自分が相手のことを理解しようとした時に、

相手からも自分のことを理解される。

 

>私たちは同じチームにいるメンバーの「今」

しか知らないことも多いですが、「過去」を

「経験」と「感覚」という軸で理解することで、

相手のコンテキストに合わせたコミュニケーション

が可能になります。

 

>コミュニケーションがうまくいかない理由は

多くの場合、「自分と他人は同じ」という前提

でコミュニケーションをとってしまうことにある。

 

⇒「モチベーショングラフ」は活用したいと

思いました。横軸を経験、縦軸を感覚にとって、

その人の人生のターニングポイントや人間性が

ざっくりと掴めるし、深い話をするきっかけと

しては便利なツールです。

 

 

P155【意思決定】

 

>「独裁」VS「多数決」VS「合議」

必ずしもどれか1つが優れているという

わけではありません。

 

>「みんなで話し合って決めるのが良いチーム」

とは限らず、スピードが求められる場面では、

「誰かが独断で決めるのが良いチーム」

ということも大いにあり得るのです。

 

>チームによる合議をスピーディーに、再現性を

持って進めるためには、選択肢同士ではなく、

まず選択基準と優先順位を決めるべきだ。

 

⇒私は、多数決はあまり好きではないです。

少数派の意見が尖っていて面白いこともあるし、

マイノリティは尊重すべきだと思います。

 

爆速の中国経済の発展を見ていても、

独裁は分かりやすくて、スピードもあるため、

正しい判断ができる独裁なら否定もできないと

感じています。

 

話し合いでもスピード感さえ出せれば何の問題

もなく、そのために、選択肢についてどうこう

言う前に、選択基準と優先順位を明確にしておく

という決め方には強く共感できます。

 

 

P211【チームの落とし穴】

 

>リンゲルマンは集団が大きくなればなるほど、

1人当たりのパフォーマンスが低下するという

現象を明らかにしました。

 

>これはチーム全体が「”自分一人くらい”という

落とし穴」にはまってしまっていると言えます。

 

>当事者意識を埋め込むための3つのポイント

・大きなチームの中に小さなチームが複数ある

という状況にした方が良い

・責任範囲と評価対象を明確にする

・意思決定に合議を取り入れ、参画感を持たせる

 

⇒少数精鋭の異才が集うチームを作りたいなと

思っています。まずは、3~7人くらいでしょうか。

 

 

以上、本の中から5項目ほど抜粋しましたが、

チーム作りにおいては、かなり大切なポイント

かと思いますし、どんなチームでも応用可能な

切り口になっています。

 

本質的には、会社もプロジェクトチームも、

個人が集う「場」であり、当然そこには多様な

人がいるため、そこがストレスなく円滑に

運営するためには、ある程度の決め事をしたり、

お互いについて理解しておきましょうよって

ことだと思います。

 

だから最初にやるべきは、

「何を目指していて、どんな価値観で運営します」

ということを明確に宣言することかと思います。

 

そこさえ共感できるのであれば、個の才能や

性格なんてものはバラバラで良いのです。

 

そんなことを考えながら、

最強のチームを作っていきたいと思います。

 

今日も最幸の1日に!!