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#00086 最強の組み合わせ

こんにちは、あおけんです。

 

前回のテーマで、

 

「選ばれるためにはエボークトセットに入れ」

 

と説きました。

 

具体的にやることは、自分の強みが表現でき、

弱みがマスキングされるまで細分化し、

NO.1を狙える領域で勝負する。

 

というロジックでした。

 

提言したことを撤回するつもりはありませんが、

これはあくまでも、「個」で勝負する場合です。

 

弱みをマスキングするというのは、

細分化しなくとも、仲間に助けてもらうことでも

解決できるし、会社のように組織で戦わなくても

少数精鋭のチームを組んでも良いと思います。

 

これは適材適所で、シーンや前提条件にも

よるので、深掘りするつもりはありません。

 

今回は、最も大きな成功を得ることを

前提とし、その場合、やはり、個ではなく、

掛け算が可能な組織として考えていきます。

 

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

 

さて、「最強の組み合わせ」って聞くと

どんなことを思い浮かべますか?

 

今回は、事実から抽象化していこうかと思います。

 

主観的な嗜好が入りますが、

例えば、食べ物でいくと、、

 

カツカレーだと、カツもカレーも単独で美味い。

合わせると更に美味い。

 

確かに最強の組み合わせと言いたいところ

ですが、こんなエリートを例にしても

説得力がありません(笑)

 

で、トマトって好き嫌い割れると思うんです。

 

私は正直、好んでは食べません。

 

でもこれ、生の話。加熱すると話は変わります。

 

ミネストローネは好きです。

 

味気ないコンソメスープでも、トマトや玉ねぎで

パワーアップが可能です。

 

トマトは単品だと、青臭かったり、

酸味がきつかったりしますが、加熱すると

それらが消えるし、暖色系は食欲を誘います。

 

玉ねぎも単品だと、青臭かったり

辛みがきつかったりしますが、加熱すると

それらは消えて、甘みが生まれます。

 

これらが加わり、複雑さ(コク)が増し、

美味しい料理となります。

 

これこそ、おいしい組み合わせの一例です。

 

逆に悪くなる例も、もちろんあります。

 

固有名詞でごめんなさい。

 

ガリガリ君ナポリタン味、、

正直最悪でした(笑)

 

さすがにすぐに市場から姿を消しましたが、

むしろよく市場投入のゴーが出たなと

今でも不思議なくらいです(笑)

 

ガリガリ君は美味しい。

ナポリタンも美味しい。

 

でも、組み合わせちゃいけない。

 

衝撃でした。。罰ゲームで友達が挑戦する

ことになったやつを一口もらったんですがね。

 

当時、コーンポタージュ味は美味しいって

評判があったりしたんです。

 

食べてませんが冷製ポタージュが美味しいから、

ある程度イメージはつきます。

 

何がいけなかったかと思うと、

再現性が高すぎたからだと思います(笑)

 

アイスは基本的に甘味を味わうものであって、

ナポリタンと相性悪いのは明らか。。

 

また、味噌汁とお吸い物を混ぜたとして、

そこまで不味くはならなくとも、味噌の深み

が支配的になり、お吸い物の繊細さは消えます。

 

とまあ、否定の話をしてても仕方がないですが、

言いたいことは、それぞれが良くても

組み合わせでマイナスの効果もあるってこと。

 

まとめるために、抽象度高めの話をしていきます。

 

最強の組み合わせは、

 

「同じビジョンで、異なるタイプ」

 

が基本になるように思います。

 

で、お互いの良さを引き立て、

足りないところを補い、強みが被らない方が

ぼやけないといった感じです。

 

まず、美味しいに関わるファクターとなる

香り、食感、味、見た目、温度といったものを

トータルで分析します。

 

食べ物に限らず、スポーツでもビジネスでも

まずは、それの良し悪しを決める要因を明確にして

現状値のバランスを確認して、組み合わせで、

オール5(5段階評価)を獲得しにいくイメージです。

 

ここで気を付けるべきは、

 

「混ぜて薄めない、独立の共存関係を築く」

 

ということです。

 

ここまで、言ってることの意味が分からない方も

いるかもしれませんが、、

 

ある意味、経営者やリーダーって

料理人だと思うんですよね。

 

素材の良さを引き出して、全体最適で考えるので。

 

だから、今できる最大限のことをやろうとする

プロセスとして、素材の特徴を見極め、

アウトプットの価値を最大化できることが、

最強の組み合わせにおける面白さだと思うのです。

 

最後に短くまとめます。

 

最強の組み合わせをつくるには、

 

・素材の特徴を徹底的に理解する

・目的が一致する、異なる特徴を集める

・混ぜて薄めない、独立共存関係を築く

 

こんなところです。

 

次回もネガティブポイントの解決

に関連させていきます。

 

「弱み・障害・制限」

 

と題してお話します。

 

今日も最幸の1日に!!