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#00081 指導者の必要性

こんにちは、あおけんです。

 

あなたには、恩師と言えるような人がいますか?

 

または、現在、あなたのことを

指導してくれる人がついていますか?

 

正直、私は、パッと思い浮かぶような

有能な指導者に育てられたことはありません。

 

もちろん、悪の道に進まなかっただけでも

それなりに指導されてきたはずなので、

ありがたいことなのですが。。

 

私は、所謂、”成功者”ではありません(笑)

 

ということは、足りなかったものは、、

 

・自分の努力

・運

・環境(良き指導者)

 

だと認識しています。

 

私なりに思う、良き指導者の定義を挙げますね。

 

①可能性を見つけ、その気にさせる

正しい問いができる

③アウトプットさせ、自走サイクルをつくる

 

こんなところかなと思います。

 

指導の本質は、

 

「指導する必要がないようにすること」

 

だと思うのですが、要は、

 

「自己解決できる状態」が目指すところ

なので、専門分野の対象がなんであれ、

マインドセットの話が出発点かと思います。

 

極論、指導者に必要な能力はその道で

必ずしも成功した人でなくても良いのです。

 

例えば、サッカー選手の良き指導者として

メッシやCロナウドが適切かと言えば、

そうでもないのです。

 

もちろん、スーパースターの説得力もあるし、

教わる側のモチベーションが上がるのは

間違いないと思いますが。。

 

それよりも、本当の意味で本人を

成長させることに必要なのは、

 

答えを教えてあげることより、

気づきを得られるような、本人が見えてない

問いを与えることだと思います。

 

イメージとしては、

「顔に米粒ついてるよ」っていうより、

目の前に鏡を置いてあげる感じですかね。

 

お水を与えるのではなく、井戸の掘り方

魚を与えるのではなく、釣り竿や釣り方

 

要は、短期的な結果を求めず、

プロセスにフォーカスするってことですね。

 

そもそも、

指導者が何で必要かというと、

 

1人で解決できないから、

他人が介在するはずなのです。

 

で、1人でも、考えることはできるし、

行動することだってできる。

 

逆に、1人で何が困難かというと、

「自分を正しく見ること」

が大きな事実だと思うのです。

 

少し前に、テニスの全米オープンで

大坂なおみさんが優勝しましたよね。

 

彼女は、フィジカル的には高い能力を

持っていながらも、メンタル的に崩れやすい

ことが多かったところ、

 

専属コーチとしてサーシャ・バインさんが

ついてから見事に解決しました。

 

いつもならイライラしてコートにラケットを

投げつけてしまうところ、グッと我慢して

こらえるシーンは印象的でした。

 

これは、1人では解決できなかった

ように思います。

 

プロのスポーツ選手のような話は分かりやすい

ですが、もっと身近なところやスケールの

小さなことでも同様です。

 

1人では実現が困難なことでも、指導者の

ちょっとしたサポートで解決できてしまう

可能性があることは覚えておいた方が良いです。

 

 

今の時代、解に繋がる知識的な情報の多くは

インターネットや本で探せます。

 

それを人から教わることに

大した価値はありません。

 

逆に情報が多すぎて、いかに精度の高い

必要な情報だけをインプットするかの方が

重要になっているくらいです。

 

そこは尊敬できる人やその道の専門家を

フォローしておけば何とかなるはずです。

 

私も、そのような人は数多くいます。

現実世界では会えないような人ばかりです。

 

で、現実世界で自分を高めてくれる

良き指導者というのは、それとは

別の価値があります。

 

今、私にはそのような存在はいませんが、

いたらいいなぁとは思っています。

 

歳を重ねるほど、叱ってくれる人は減りますからね。

 

しかも、経営者や事業主は、

上司という存在がいないため、

更に叱られる機会は減ります。

 

ストレスがなくて良いようにも思えますが、

それはそれで、自分を正してくれる人がいないのは

望ましい状態とも言い難いのです。。

 

だから、セルフコントロールを人一倍気を付けたり、

メンターをつけたりするんだと思います。

 

そろそろまとめます。

 

今回のテーマは、指導者の必要性ですが、

私の意見としては、

 

どちらかと言えば「いた方が良い」です。

 

ただし、それは、

自分が考える余地を奪うような指導者であれば、

いない方が良いとすら思います。

 

そんなんだったら、指導者なしで、

興味のままに独学で、考えながら突っ走った方が、

絶対良いと言い切りたいです。

 

で、以下の3つに該当するような人なら

指導者をつける価値は大きいように思います。

 

①可能性を見つけ、その気にさせる

正しい問いができる

③アウトプットさせ、自走サイクルをつくる

 

今回はこんなところです。

 

私は、もし子供ができたら、こんな考え方で

接したいなと思いますし、

 

今でも、私に関わってくれている人たちには、

何かしらのポジティブな影響を少しでも

与えられたらなと思っているので、

 

いいなと思うところは素直に褒めたいし、

本人に気づきを与えるような問いは

どんどんしていきたいなと思っています。

 

さて、次回も人間関係をテーマに続けます。

 

「八方美人、理想の人とは」

 

と題してお話します。

 

今日も最幸の1日に!!