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#00075 行動と実態に目を向けよ

こんにちは、あおけんです。

 

「絶対に一生幸せにするからね!」

 

「時価総額1兆円企業を目指します!」

 

「私を信じて下さい!」

 

このような言葉、信用できますか?

 

私は、全部疑ってかかります(笑)

というか、これらを言ってしまうことで、

むしろ、信用が下がるようにも思います。

 

有言実行の素晴らしい人がいることを

否定はしません。

 

でも、口だけの人が多い現実とも

向き合うべきだなぁと思います。

 

だから、不言実行で良いと思います。

 

とにかく、結論を言ってしまえば、

タイトルにもあるように、

 

「行動と実態に目を向けよ」

 

ということなのです。

 

言い方悪いですが、、

 

「綺麗ごとはいくらでも言えます」

 

思いや考えを持つことは大切だし、

それを他人に伝えることも

価値観を共有できる素敵なことです。

 

しかし、本物の価値は

行動や実態にしかありません。

 

なんでこんなこと言ってるかというと、

騙されて悲しい思いをする人が

少しでも減ってほしいからです。

 

騙される人は、2パターンあって、

 

・人を信じることができる真っ直ぐな人

・思考停止、もしくは、思考が浅い人

 

後者が愚かだと言って切り捨ててしまうのは

簡単ですが、それでも騙す人の方が悪です。

 

どっちにしろ、言葉ではなく、

行動に目を向ければ多くの場合は

騙されずに済むと思うのです。

 

それでも、信じさせるために行動すらも

作りこんでくる場合があります。

 

だから、正確に言えば、

 

「長期的に継続された行動に目を向けよ」

 

が適切な提言になるかなと思います。

 

どんなことでも、必ず、実態に収束します。

 

株式市場で言えば、

業績と株価は連動します。

 

業績が伴ってないのに、株価だけ高騰すれば、

必ず元の位置に戻ります。

 

独自性がないのに、テレビや広告などの

メディアの効果で一時的に賑わうお店もそうです。

 

所謂、一発屋ですね。

 

一発でも当たれば、当たらないよりはマシ

という考え方はありますが、、

 

本当の実力と世間からの評価は良くも悪くも

乖離するものだし、それは長期的に見れば、

必ず是正されるものだと感じます。

 

だから、この現実を理解していないと

最悪のパターンに陥ります。

 

例を挙げておきますね。

飲食店の最悪のステップについて。

 

①TV等のメディアで取り上げられる

②新規客が押し寄せる(過大評価)

③居心地が悪くなり、元の優良顧客が離れる

④その評価を真に受け、店舗拡大、雇用も増大

⑤流行り好きで飽きっぽい客が離れる

⑥流動性も希少性もなく、売り上げが落ちる

⑦悪循環により、縮小、もしくは経営破綻

 

こうなってしまうくらいなら、

TV取材を断って、細々と口コミに身を任せ、

実力とともにじっくり成長した方が幸せです。

 

みんなが気づいてない、

自分だけのお気に入りを見つけるのは

価値基準が明確であったり、

本質を見抜くことが重要になります。

 

知名度こそないけど、

めちゃ素敵な音楽を奏でるバンド。

 

行列店ではないけど、

カリッとジューシーな唐揚げ屋さん。

 

大企業ではないけど、

大きな社会的価値を生むベンチャー企業。

 

私は知っています。

今はまだ、過小評価されていることを。

 

そろそろまとめます。

騙されて悲しい思いをしないために、、

 

言葉よりも、行動と実態に目を向けましょう。

特に、長期的に継続された行動に。

 

そして、実態と評価の乖離は、良くも悪くも

大なり小なりあって、長期的には必ず

是正されることを理解しておきましょう。

 

次回も関連したテーマにします。

 

「思い込ませて、結果にコミット」

 

と題してお話します。

 

今日も最幸の1日に!!