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#00074 有失無忘

こんにちは、あおけんです。

 

「有失無忘(ゆうしつむぼう)」

 

この言葉をご存知でしょうか??

 

・・・

 

私、賢いから知ってるよって

アピールしなくても大丈夫です。

 

むしろ、初めて聞いたと言ってください。

 

私は、そんな正直者のあなたが好きです。

 

だって、、

 

私が勝手に作った4字熟語っぽいもの

なのですから。。。

 

もちろん、意味があってです。

 

世の中には、まだ存在しない言葉です。

検索してみて下さい。出てこないので。

 

意味としては、、

 

「形有るものは、壊れるし、失う。

形無きものは、忘れるよ。」

 

ってことです。

 

これ、国で正式登録されないかなぁ(笑)

 

で、何が言いたいかっていうと、

 

それだけ後世に残すことって、

めちゃくちゃ難しいことなんだよ

ってことなのです。

 

具体的に言いますね。

 

例えば、思い出の写真。

 

管理力が問われるとも言えますが、

写真は色褪せますし、どこかに紛失する

ことだってあります。火事になれば消失するし。

 

デジタルデータでサーバーにあったとしても、

データ紛失のリスクは0ではありません。

 

いくら分散された巨大なデータセンターでも、

同時に天災やミサイルで破壊されることも

可能性としてはあるわけです。

 

で、その思い出は写真ではなく、

心の中(記憶)にしまっておくとしても、

強烈なものなら簡単には忘れないでしょうが、

ちょっとした旅行とかは忘れるし、それを

思い出すきっかけとして写真が役立つことも

あると思うのです。

 

更に言えば、パスワード問題。

 

あなたは、どのように覚えていますか??

 

デジタルな社会になり、

多くの人が、厄介に感じていることの

1つなのではないでしょうか?

 

何かに書いておくと、流出するかもしれないし、

覚えておこうとすると、忘れるし。。

 

分かりやすい誕生日とか車のナンバーだと

簡単に破られますしね。。

 

これに対する答えは

私もなんとも言えません。。

 

いかに壊れ難く、失い難いものを作るかは

今も昔も変わらない課題なんだろうと思います。

 

ピラミッドや古墳なんかは分かりやすいですね。

というか、お墓の思想がそうですね。

 

石碑は今のところ、最強かもしれません。

とはいえ、極論、超長い年月で風化するものです。

 

形ではなく、オリンピックの金メダルで

強烈な印象を残しても、

子や孫までは語り継がれても

結局は、忘れ去られるものです。

 

こんなことを考えていると、

自分が生きていたことなんて、歴史の上では、

存在しないもの同然のことなんですよね。

 

たぶん、本当の死は、忘れ去られたとき

になると思うのですが、今の行いが

その寿命になるんでしょうね。

 

そろそろまとめます。

 

形あるものは、壊れるし失います。

形無きものは、忘れます。

 

だから、その情報は形があってもなくても

最終的には後世には残りません。

 

まずは、その現実を受け入れることが大切で、

それを残したいと思うのであれば、

 

なるべく、多様な形で残した方が良いし、

信頼できる大切な人、できれば多くの人と

共有していくのが重要なように思います。

 

それって、会社のような個人に依存しない

法人という形であったり、宗教のようなものも

そうかもしれません。

 

言ってみれば、このブログに書いているような

自分が大切だなって思ってることも

伝えることでその概念が残り続けたり、

誰かと共有できることもそうですね。

 

今回はこんなところで。

 

形の有無のような話をしたので、

次回は、少し通ずる話をしようかと思います。

 

「行動と実態に目を向けよ」

 

と題してお話します。

 

今日も最幸の1日に!!