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#00044 構造化・抽象化・転用

こんにちは、あおけんです。

 

前回、「自分理論」をつくるポイントを

3つ挙げました。

 

①できるだけ自分でやってみる

②他人の成功と失敗を構造化、抽象化する

③それは本当にそうか?と疑問をもつ

 

で、この②がイメージつかない人もいるはず

ということで、今回のテーマにしました。

 

これは、確か、以前ご紹介したことのある、

SHOWROOMの前田さんのメモ術にも

共通するので、合わせてお伝えします。

 

彼は、メモ魔だそうで、メモ帳も使い分け、

打ち合わせはもちろん、映画館だろうが、

舞台鑑賞だろうが、重要なファクトを

見つけては、とにかく書き込むそうです。

 

彼曰く、

「メモとはノウハウではなく姿勢だ」

とのことです。

 

なるほど、その姿勢があったからこそ、

国民的大女優の石・・ やめときます(笑)

 

そんなルックスも中身もイケメンすぎる

前田さんのメモ術の要点を私の解釈で

お伝えしようかと思います。

 

詳しくはググってみて下さいね、使ってる

ツールなんかも参考になると思うし、

メモ方法もかなり細かい拘りもあるようです。

 

私は、アナログのメモ帳を活用しきれてない

ので、思考法のところでしか共通しませんが。

 

ステップは3つ。

 

①ファクト(構造化)

②抽象化

③転用 

 

順番にいきますね。

 

 

①ファクト(構造化)

⇒これは、そのまま。事実です。

それは何なのか? シンプルに、

自分が気になったモノゴトですね。

上手くいってるビジネスとか、

感動した映画とか、美味しい料理とか。

 

 

②抽象化

⇒これは、厳密な定義は異なるかも

しれませんが、私の解釈では、

「ざっくり言うと何なのか?」

注目すべき要素を抜き取るイメージです。

 

よく使う「具体的」の対義語が、

「抽象的」になります。

 

例えば、

・安室奈美恵さん⇒女性歌手

・メルカリ ⇒CtoCサービス

・インスタグラム ⇒SNS

 

といった具合に、より大きなフレームで

認識することで、本質や普遍性を見極めて、

転用できるように下処理をするのです。

 

メタ認知、客観視や俯瞰にも通じていて、

要は「一歩引いて、1つ上の次元から

それを捉えましょう」ってことですね。

 

 

③転用 

⇒抽象化したものを、自分ならどう応用

するかなので、オリジナルな部分です。

ここは、すぐに出てこなくても良いです。

モノゴトを抽象化までできていれば、

そのうち何かと結びついたりして、

アイデアが降ってくると思います。

 

 

前田さんのメモ帳には、これらを記した

ページの頭に「標語」というものも

毎回つけられています。

 

何かというと、そのファクトに対する

キーワードです。これが構造化でもあります。

 

また、ヘッダー部には、「一言で言うと何か?」

も記載しています。アクセスを早めるためですね。

 

これらをノートに書いておくことによって、

自分の頭の容量を空けておくことができるし、

いつでも引っ張り出してこれるので、

これができる人は素晴らしいと思います。

 

私は、できませんが・・(笑)

 

めんどくさがっちゃダメですね。

 

私は、そんなにカッチリやらないにしても、

すぐにスマホのメモにアイデアストックする

程度はさすがにやってますけどね。

 

すでに長くなってますが、

具体的な一例くらい示しておきますね。

 

①ファクト

・ヤクルトや生協は定期宅配で便利

 

②抽象化

・人は忙しいと買い物の時間も惜しい

・リピートの消費に関しては、

選択するための外出の必要がない

 

③転用

・コーヒー豆の宅配ってないよな。

・通販は送料がかかるし、品質もいまいち。

 

じゃあ、高品質の焙煎したての

コーヒー豆の宅配があっても良いんちゃうか。

 

「リピーターさんに限り、エリア限定で、

無料でコーヒー豆を宅配します」

 

こんなサービスを始めちゃったのが、

例えば私です(笑)

 

これ、私の知ってる限り、誰もやってません。

故に、喜ばれます。

 

私の事業の1つではありますが、

こうやって色々と試行錯誤していく中で、

事業は育っていくものだと思うし、

 

シフトしたり、ピボットしたりするんだと

思います。

 

この本質倶楽部の活動や他にも検討中の

やりたい事業がいくつかあります。

 

これら、自分でいうのも難ですが、、

ユニークなものばかりなんですよね。

 

なぜかって?

 

世の中にないもので、自分があったらいいな

と思うものをトライするようにしているからです。

 

ただし、今それが、存在しないということは、

 

・単純に誰も思いつかないのか、、

・思いついても、行動ができないのか、、

・誰かが試したけど、やり方が悪かった、、

 

これらの理由があると思います。

もちろん、時代性とかタイミングは重要です。

 

なので、今やりたいことは、今やる。

 

で、需要の有無はやってみないと分からないから、

サクッとやってみる。

 

で、良ければ、スケールさせれば良いし、

ダメなら、潔く撤退。

 

で、もっといえば、需要が多くなくても、

自分が好きで続けたければ続ければ良い。

 

そんな感じですね。

 

かなり脱線した気もしますが、

何が言いたかったかっていうと、

 

社会に関心をもって、それに対して、

自分なりの捉え方と、アクションの仕方で、

いくらでも楽しくなりますよってこと。

 

その3ステップが、

 

①ファクト(構造化)

②抽象化

③転用

 

とシンプルながらも、

人生を変えるかもしれない可能性が

ここには詰まっています。

 

今回はここらへんで。

 

 

昨日、イベントに出店していたときに、

「価値主義」を感じる出来事がありました。

 

以前、触れただけで深掘りしていなかった

テーマでもあるので、

 

次回は「価値主義」について

お話しようと思います。

 

今日も最幸の1日に!!