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#00031 時間と報酬

こんにちは、あおけんです。

 

最近のテーマが時間に関連してるので、

今回は、「タイムイズマネー」

と言われることもあるように、

 

「時間と報酬」

 

この関係をテーマにします。

 

あ、そもそも、

 

「タイムイズマネー」って

聞いたことありますか?

 

時は金なり…

 

良く考えたら、私、耳にしたことは

あったけど、誰が言ったとか、

なぜこの言葉が有名なのかとか、

 

恥ずかしながらも知りませんでした。。

 

で、調べてみました。

 

どうやら、、

 

ざっくり、200年以上も前にアメリカの

政治家、ベンジャミン・フランクリンが

若い社会人向けにしたアドバイス

が語源らしいです。

 

「アメリカ合衆国建国の父」の一人として

知られ、100ドル紙幣にその肖像が

使われているほど尊敬されている偉人

だそうです。

 

福沢諭吉のアメリカ版的な!?

 

これ、知ってないと恥ずかしいやつ

ですよね?(笑)

 

恐縮です。。世間知らずな私です。。

 

いいんです、、

こうやってブログというアウトプットの

機会のお陰で、今、学べたので。

 

たぶん、忘れますけどね。。

なんなら過去にインプットしたこと

あった可能性すらあります(笑)

 

実生活で使わないことは忘れます。。

 

もっと言えば、算数の四則演算と%計算

くらいしか使ってないから、微積分や

行列計算なんてもうできないよ?(笑)

 

PC変換使うから、漢字も書けなく

なってきてるし。。

 

あかん、、脱線しすぎてるので、

本題に入ります(笑)

 

さて、時は金なり、、

 

意味するものは、その言葉の通り、

 

「時間は、お金と同じくらいの価値が

ありますよ」

 

ってことだと思います。

 

言いたいことは分らんでもないですが、

円安ドル高みたく、一般的な指標がないから

フワッとしてますよね。

 

これに具体性を持たせた近いイメージが

「時給」だと思うんです。

 

個人的には、時給の概念すら曖昧だし、

好きではないのですが、ここでは、

参考までに例として挙げますね。

 

ご自身の時給を試算したことありますか??

 

これ、バイトで時給900円とか雇われれば

意識しますが、意外と把握できてない

人が多いように思います。

 

考え方はシンプルです。

 

区切る期間が1年でも1か月でも良いですが、

 

稼いだお金 / お金を稼ぐのに使った時間

 

です。

 

例えば、、固定給の勤め人だとして、

 

月収30万円、8時間労働、20日勤務であれば、

 

30万円/(8×20)時間=1,875円

 

これが、ざっくりの時給にあたります。

実際は残業があって、手当もついたり、

休日出勤なんかもあるかと思います。

 

で、ブラック企業といわれるケースを想定

してしまえば、、

 

帰ってご飯食べて寝るだけの拘束時間

(7時出社、22時退社)で、土日

どちらかは出勤(+4日)、もしくは、

持ち帰って仕事しているとしましょうか。

で、手当はなし。。(ワーストすぎる。。)

 

30万円/(15×24)時間≒833円

 

固定給で、これだけの労働をしてしまえば、

アルバイト同等の時給まで落ちます。

 

さすがにある程度残業手当はつくだろうし、

福利厚生等もあると思うので、極端ですが、

この状態だと、せっかくの休日も回復に

時間を使って、主体的な活動に時間を

使えない可能性もあります。

 

正社員だとボーナスもありますしね。

なので、これ、一度ご自身で

月収ではなく、年収で試算してみると

良いかもしれませんね。

 

ここまでは、現実を確認するための話です。

 

ここからが本題です。

 

この現実を理解せずに不合理な行動を

するのが人間です。

 

給料は気にするのに、

時間に対しては気にしない人が

多いというのが私の感覚です。

 

別に、時給を意識して、

給料が発生してないときも

それだけの価値に達することをしろ

というつもりは全くありません。

 

ただ、、

 

・ガソリンが数円安いからと、

隣町までわざわざ行ってませんか?

 

・流行っているモノゴトに一番混んでいる

時に、何時間も行列に並んでいませんか?

 

・大して見たくもないTVを何となく

ダラダラ流し見していませんか?

 

これ、その時間分でプラスの価値を

生めていないとしても、

むしろ損失となっていませんか?

 

これ以上は言いません(笑)

 

ここまで見てきたように、

行動すべてをお金に換算すること

ってけっこう難しいですよね?

 

時給の試算が好きではないと言っていた

理由がご理解いただけたかと思います。

 

お金に換算できない価値が

この世界、特に現代には多く存在します。

 

それを資本主義で考えるのはそもそも

無理があるのです。

 

だからこそ、自分の価値観や

価値基準をもって行動しないと

人生も仕事もモヤモヤしたものに

なってしまうように思います。

 

私は、事業主なので、

何もしなければ、給料はゼロです。

 

で、時給換算も、仕事と遊びと学びの

境界線が曖昧なので、定義次第で

どうにでも変わってしまいます。

 

きっと客観的に見れば、低時給だけど、

すべてに遊びと学びの要素を組み込んで、

並列処理してる認識なので、

主観としては、むしろ給料もらって

いいの?くらいの感覚です(笑)

 

例えば、珈琲の事業において、

唯一感じるストレスポイントが、

生豆のハンドピックと呼ばれる作業です。

 

グレードの高い豆はそもそも欠点豆の

混入率は低いのですが、それでも、

農産物なので、焙煎前後に全数検査をして

口にしたいのが私の性格です。。

 

香味に劇的な影響があるわけではありません。

当然、量販店はそんなことまでしてませんし、

鮮度管理も1年間の期限を設けて保存食品扱い

されているのが一般的です。

私は珈琲は生鮮食品だと認識してるので、

焙煎後1週間以内と決めています。

 

商売というより、自分が気持ち良く

飲めるくらい過剰品質を目指してるので、

単純で超非効率だけど、自分にとっては

必要不可欠な手作業をしています。

 

こだわりの焼き鳥屋さんの

串打ち作業みたいなもんです。

 

“鳥貴族”の大倉氏の経営哲学にも

「効率性よりも重視すべきものと、

そうでないものを厳しく見極め、実践する」

とあります。

 

これを労働時間で終わらせないため、

手と目は使えなくとも、耳が使えるので、

学びのインプット時間と転換しています。

 

この時間が定期的にとれるから、逆に

有難い時間と考えることにしています。

 

人工知能とロボットハンドが

コモディティ化したら、

真っ先に任せたい仕事の1つです(笑)

 

このように、思考の転換ができると

自分の行動の幅が広がります。

 

結局何が言いたいかというと、

 

「あなたにとっての報酬は何ですか?」

 

この問いになります。

 

ただただ、「お金」という答えの人は、

資本主義社会の中で頑張って下さい。

 

私は、タイムイズマネー、時は金なりは、、

 

「時間は、お金と同等の価値がある」

 

というよりは、

 

「時間は、お金以上の価値がある」

 

の方が、しっくりきます。

 

お金を稼ぐために時間を使うのではなく、

豊かな時間にするためにお金がある。

 

お金は目的ではなく、

あくまでも手段ということです。

 

同じような思考の人とは

すぐに仲良くなれる気がします。

 

今回はこのへんで。

 

次回は、流れとガラッと変えて、

私の好きなことを少し

ご紹介しようかと思います。

 

「夜ランのすすめ」

 

をテーマにします。

 

今日も最幸の1日に!!