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#00023 ジェネラリスト or スペシャリスト

こんにちは、あおけんです。

 

前回、「“3”が最強な理由」を説いた中で、

キャリア戦略論的なところに話が移ったので、

 

今回は「ジェネラリスト or スペシャリスト」

目指すべきはどっち?の問題に

私なりに突っ込んでみようと思います。

 

念のため、確認しておきますね。

 

「ジェネラリスト」ってご存知ですか?

 

(一般的には「ゼネラリスト」という場合も

ありますが、「Generalist」の日本語読みだけ

なので、「ジェネラリスト」で通しますね)

 

簡単(乱暴)に言ってしまうと、

「広い領域でそれなりに活躍できる人」

です。5段階成績表オール4的なね。

 

逆に、「スペシャリスト」は、

「専門領域に特化して活躍できる人」

です。体育は1でも、数学は5的な。

 

ちょっと大げさに表現すれば、

みんなが知る100を知るか、

誰も知らない1を探すか。

 

どっちが好きですか?って話。

「スペシャリスト」は研究者的要素

もあるように思います。

 

本当は、もう少し丁寧な定義だと思いますが、

こんな解釈で良いと思います(笑)

 

さて、シンプルに考えましょうか。

 

結局は、自分がどうしたいのか?

に行きつくのですが、客観的には、

どうだと喜ばれるのかを考えます。

 

いってしまえば、

すべてを「広く深く」が最強です。

 

現実的には無理なので、あえて

どちらか一方の道を選ぶとするなら、

私は「スペシャリスト」を勧めたいです。

 

なぜなら、そもそも、

人間の能力なんて、偏っているからです。

 

嫌いなことや苦手なことを平均値にするより、

好きなことに集中した方が結果が伴うからです。

 

広い知識や技能があってこそのシナジーも

あるとは思いますが、やはり、

そのアウトプットの柱になるのは、

好きなことにいきつくはずなのです。

 

だから、前回のテーマにも通ずる、

3本柱を1つずつスペシャルに仕上げて

3ステップ踏めば良いと思うのです。

 

実例をイメージしてみましょうか。

 

何か仕事を他人に依頼したいときに、

どんな人にお願いしますか??

 

私だったら、それのスペシャリストに

お願いしたいです。

 

何でもそこそこのクオリティーでやる

人より、それ以上のクオリティーの

良い仕事をしてくれる人に依頼します。

 

だから、〇〇といったらあの人!

ってなることの方が、重要だと思うのです。

 

少し脱線しますが、、

例えば、私には、諦めたことがあります。

(他のことへ注ぐリソース確保が目的です)

 

色々ありますが、例えば、

 

■英語

■デザイン

■音楽

 

 

■英語

⇒世界を見た時のコミュニケーションの

重要性は理解しているつもりですが、

3つの理由で諦めました。

 

①しばらく必要としていない。

 

②テクノロジーの進展でほぼ同時通訳が

ナチュラルにできるようになる可能性がある。

既に、ソースネクスト社の「ポケトーク」が

そこそこの性能だし。。時間の問題…

 

③むしろ中国語な気もする。

英語が共通言語とはいえ世界を網羅できない。

 

 

■デザイン

⇒インターフェースにデザインは超重要です。

デザインセンスはある程度は形式知を得れば

磨けますが、優れたデザイナーを頼った方が、

良いです。中途半端に手掛けないと決めました。

 

 

■音楽

⇒楽器の演奏は好きだし上達したいけど、

納得できるレベルに達するには投入時間が

足りなさすぎるため、これも現時点では、

優先度が低く、諦めました。。

 

 

上記の例なんて一部ですが、

このように「やらないことを決める」のは

寂しい決断ではありますが、

「選択と集中」の基本です。

 

話を戻しますね。

 

「スペシャリスト」を目指すなら、

全部をやろうとせず、選んだことに集中です。

 

で、自分が何かに特化すれば、必ず

他分野の「スペシャリスト」と通じ合えます。

 

それが後々「ジェネラリスト」的な領域の

カバーにも繋がっていくはずです。

 

で、自分ができないことは、プライドを捨て

遠慮なく他人に頼ることです。

 

依頼料をしっかり出せば、

間違いなく良い仕事してくれるので。

 

もしくは、自分の得意な領域で貢献

できるなら、助け合えば良いのです。

 

有能な経営者やリーダーは、自分が

やりたいけどできないことが得意な人を

集めるのが本当に上手いです。

 

アニメ、ワンピースの主人公ルフィは、

海賊王になるため、有能な航海士や

コック、医者、剣士などの仲間を

どんどん巻き込んで旅をしています。

 

言うなれば、

スペシャリスト集団ですよね?

 

それで良いと思うんです。

何かを実現するために、スペシャリストを

集めても良いし、スペシャリストとして、

誰かの船に乗り込んでも良いのです。

 

最後、もう一度まとめます。

 

私は、ジェネラリストより

スペシャリストを目指すべきと考えます。

 

そして、自分が苦手なことの

スペシャリストと手を組もう。

 

以上です。

 

あ、最後に重要なことを。

 

スペシャリストを目指す際に

注意すべきことがあります。

 

それは、テクノロジーの進展や

需給の変化で必要性がなくなることです。

 

例えば「車の運転のプロ」は「自動運転」

によって、必要なくなります。

 

この場合は一夜にして変化をするわけでは

ありませんが、その可能性もあるのです。

 

だから、ジェネラリストを目指さないにしろ、

他分野を手掛けなくとも、目を向けるくらいの

ことはしておきましょう。と言っておきます。

 

本当に終わりにします(笑)

 

今回、個人にとどまらず、誰と組むか?

みたいな組織の話にもなったので、

 

次回は、

「適材適所」をテーマにしますね。

 

今日も最幸の1日に!!