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#00015 世界を広げてくれる「人」

ご覧頂きありがとうございます。

あおけんです。

 

最近のテーマは特にボリュームたっぷりなので、

そろそろサクッと書き流したいものです(笑)

 

さて、本日は、

世界を広げてくれる「人」についてです。

 

あなたには、尊敬している人がいますか?

 

人付き合いはお好きですか?

 

みんなでワイワイしたい人がいれば、

少数でディープに語りたい人もいますよね。

孤独を好む人もいるはずです。

 

尊敬する人の有無や

人付き合いの好き嫌いに関わらず、

必ず「人」の存在はどこにでもあります。

 

で、以前のテーマで「読書」の時、

他人の人生や思考が詰まってて、

世界を広げるには良いツールだ的なことを

お伝えしたと思います。

 

今回は、本などの情報媒体ではなく、

生身の人間から直接学ぼうよって話です。

 

大人になるにつれて、

なんとなく社会を知ったつもりになって、

学ぶ量が減っていく人は多いように感じます。

 

言ってしまえば、就職ゴールみたいな。

 

念のためお伝えしておきますが、、

 

社会人になってから学ばなくなった

人をディスりたいわけではありません。

 

個人的には「もったいないなぁ」と

思っているだけです。

 

優勝ゴール

結婚ゴール

上場ゴール

就職ゴール

・・・などなど

 

どのゴールも、それまでの頑張りあっての

ゴールだから祝福されるに値するゴール

だと思います。

 

でもそこが能力や魅力、幸せのピークって

やっぱり、実にもったいない。

 

個人的には、死ぬ間際がピークくらいの

気持ちでいきたいなって思ってます(笑)

 

サッカーのキング、カズさんにしろ、

野球のイチローさんにしろ、

明石家さんまさんにしろ、

 

めちゃくちゃカッコよくないですか?

 

もちろん、何かのゴールすらたどり着けない

場合もありますし、超一流になることが

全てではないので、マインドセットの話です。

 

なぜか、多くの人はゴールしてしまうと、

熱量が低下してしまうんですよね。

 

優勝、結婚、就職、上場など

どれも言ってしまえば、

「その状態における表面的な形」

でしかないと思うのです。

 

優勝なんて、ルールや前提条件が変われば、

一番上ではなくなります。

 

結婚なんて、書面上の契約と公への宣言です。

2人の関係のその先の在り方の方が重要です。

 

就職できたことより、その会社で何をしたいのか、

何の価値を創造できるのかが重要です。

 

上場(バイアウト)して、莫大なお金が入ろうが、

調達した資金でその企業が社会にポジティブな

インパクトを出せなければ尊敬に値しません。

 

ファン、パートナー、雇用主、出資者などの

存在を忘れてほしくないなと思うのです。

 

ゴールしちゃって終了な人は、

言ってしまえば、

「旅の途中でガス欠したみたいなもん」

かなって。

 

あぁ、私こそ、なかなか本題のテーマへも

たどり着きません。。(笑)

 

強制的に戻します!

 

まず言いたかったことは、

 

「子供であっても、老人であっても

生涯学ぼうよ」

 

って。

 

そして、

学べる対象は、身近にあるのです。

 

教科書や本やインターネットなどの

活字情報ではなく、

「他人の言動」からです。

 

その対象は、

自分以外の「他人すべて」です。

 

たぶん、誰でも

尊敬している人のことは注目するし、

自分にできないことができている人からは

それを学び取ろうとするはずです。

 

逆に、(少し毒を吐きます↓)

先生や上司が自分より無能だとすると、

話なんて聞こうと思わないはずです。

 

そこのマインドももったいないです。

 

「反面教師」という言葉、

ご存知ですよね??

 

教わることなさそうなレベルの人から

学べることって多いと思うんです。

特に負の感情が強く伴う分余計に。

 

むしろ、尊敬できない人との巡り合わせを

良いチャンスと捉えるくらいが

ちょうど良いです。

 

例えば、マネージメントが下手くそな

上司のもとに配属されたとしたら、

同僚に愚痴って終わりではなく、

自分がリーダーになった時に

そうならないためにはどうしたら良いか

を真剣に考えれば良いのです。

 

やってみないとわからない難しさへの

事前の心づもりは大きな強みです。

 

それがデキる上司のもとで育って、

いざ自分がその座に立った時、

それが当たり前のようにできない

状況に陥れば、部下からどう見られるかは

お察しの通りです。

 

だからもし、自分が他人への不満がある

ようなときはチャンスなのかもしれません。

 

例えば、

私は実家に帰ると、

親父のダメダメ具合が目に余ります。

おかんが何度注意していることか。

 

「なんで電気つけっぱなしなの!」

って。

毎回同じことを注意されて、

学習能力ないなぁって思いますが。。

 

家の外ではそこそこ立派な親父

なんですがね(笑)

 

おかんが作った食事に対して、

「これ、美味いな」

の一言もないし。。

 

何もわかってない、このおっさんは!

って思うのです。

 

だから、親父は、私にとって、

ものすごく反面教師になってくれています(笑)

家庭生活でこんなんはダメだって。

 

だから、どんな人だって尊い存在だと思うのです。

 

自分のクローンでない限りは、

絶対に何かしら学べることがあるはずです。

 

それはポジティブ、ネガティブ両面からです。

 

「万人が教師」と理解することが、

世界を広げることでもあると思うのです。

 

私も人間なので、人のこと好き嫌いに思う

感情を持ち合わせています。

 

でも、嫌いだからといって殺してしまうのは

絶対間違っています。その頂上が戦争ですからね。

嫌う=嫌われるを認めていることでもあります。

 

世界は多様です。(だから面白いのですが)

多様だから異なる考えは必ずでます。

 

1つが絶対的に正しくて、

「異なるものは、すべてそれに同意せよ」

というのが間違いなことは断言できます。

 

だから、

自分が無理に他人に合わせなくても良いし、

逆に、他人が自分に合わせなくても良くて、

お互い干渉しない選択肢があるのです。

 

で、ありえないような極悪人や

殺人犯とかも現実にはいるわけですが、、

 

極論いうと、そんな人たちを、

正義の名のものに裁いてしまって良いのか

というのは正直、疑問を抱えます。

 

言動には、背景があります。

 

人間は環境によってつくられると思います。

 

私は幸いなことに、自分にとって、

有難いと思える環境に生まれました。

 

でも、例えば、

親の愛情を受けてなかったり、

教育を受けずに育ったら、

どんな愚行に走ったか想像もつきません。。

 

だからつい感情的に、

犯罪者を否定してしまいがちだけど、

ちょっと違う気がしてしまいます。

 

自分がその犯罪者と同じ環境におかれたら

正しくいられる自信など全くありません。

 

長くなってしまっていますが、

何が言いたいかって言うと、、

 

「自分が嫌いな人にすら目を向けて、

自分が生きていない世界をも

想像してみようよ」

 

ってことなんです。

 

そしたら、世界は広がるし、

みんながそこまで目を向けられるようになれば、

世界はもっと寛容になるだろうし、

ポジティブなサイクルにつながると思うのです。

 

最後にもう少し脱線させてください。

 

世界平和って言っちゃうと、

他人ごとに思われたり、

何言っちゃってんの?って空気になるけど、

そんなにいきなり大ごとを

考えなくて良いと思うんです。

 

私のバリューの最上位は「時間」

つまり、命なので、、

その命を奪い合う戦争が、

この世で最もなくしたいものなのですが、

兵力を動かす権限もなければ、

影響力のあるメディアを持っている

わけでもありません。

 

だから、世界平和に対しては、

大したアクションが一人ではできませんが、

最低限やろうと決めていることがあります。

 

まずは自分の周りの小さなエリアでも

良き人間関係を築くことです。

 

誰しも友達がいるはずです。

 

で、自分の友達にも、大切にしている人

(友達や家族)がいるはずです。

 

そうやって辿るとすべてはどこかでつながります。

 

確か、6人くらいたどれば、全世界誰とでも

繋がる的な話を聞いたことがあります。

 

そう考えると、

とても誰かを憎しむなんてことはできません。

だって、自分の大切な人の友達は

同じように大切に思えるのです。

 

だから、大きい話じゃなくて良いのです。

小さな深い繋がりが少しでもあれば。

 

そんなのをつくれたら良いなって思います。

 

イラっとしたら、少し冷静になるのです。

 

「あの急な割り込みをした車の運転手は、

友達の友達かもしれない」って。

 

喧嘩しても仕方ない…

 

「友達の顔に免じて大目に見てやるか」

って。

 

そんなのの延長が、

戦争すらも無くしていくように思うのです。

 

自分ができる範囲で最大限のことを

やっていくしかありません。

 

今回は「人」との向き合い方が

テーマだった感じですね。

 

思ってたより、重く長くなっちゃいました。。

 

サクッと書き流せる内容では

ありませんでしたね(笑)

 

最後に、、

世界を広げてくれる「人」っぽく、

現実的なことを提案しておきますね。

 

狭い深い繋がりは大切ですが、

「お決まりのメンバーで、

お決まりのトークは程々に」

 

何度も聞いている自慢話や、

誰かの噂話や愚痴などが

新たな価値を生む可能性は低いです。

 

定型化した過去の話をするより、

不確実な未来のことを話せる

ワクワクするような仲間を見つけましょう。

 

 

「世界を知る」には「本」「人」ときたら、

次回のテーマは「旅」といきましょう。

 

それでは、またっ!!